先生がマスクすることで起こる問題

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今は誰もがマスクすることが当たり前の社会になっていますから、授業をする先生も例外ではありません。しかも不織布のマスクをすることが推奨されています。感染対策の観点からは、不織布のマスクを常につけていることは、利点があります。

しかし、先生が不織布のマスクをつけていると、表情が読み取りにくいという問題があります。そのためコミュニケーションがとりにくいと感じる子どもがいます。特に聴覚障害をもつ子どもは口元の動きを読み取って会話を理解しています。聴覚障害を持つ子どもとの会話や授業は透明のフェイスシールドをつけることは、はっきりと表情が読み取れるので、有効な場合があります。

しかし感染予防の観点からは不十分ですので、不織布のマスクの代わりに先生がつけるというのは、現実的ではありません。不織布のマスクをつけていても、豊かなコミュニケーションがとれるように工夫する必要があります。